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昭和歌謡スナック~夕子

昭和時代の音楽を懐かしく楽しむブログです

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君が壊した未来の破片♪~「宵待ち雪」裕木奈江

こんばんは~
スナック夕子のママ、夕子です

今夜も遊びに来てくれてありがとう


なんとなく裕木奈江のwikiを見たら
芸名の名付け親が作家の五木寛之氏だと載っていて俄然興味が湧き
裕木奈江について考えまくってみました。

1988年に発行された銀色夏生の写真詩集「GO GO Heavenの勇気」にデビュー当時の裕木奈江が出ている。
まだ有名じゃなくて名前も「ナエ」としか書かれてないけど、とっても可愛かった!
銀色夏生の詩集は当時の女子中高生にめちゃめちゃ売れたから
男子に人気が出るより先に女子に知られていたと思われる17才のナエちゃん。

nae.jpg



その詩集と同じ1988年映画「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」
田沢奈江(新人)として出ていてこれがデビュー作となっているようだ。
見てないのでアレだけど主人公(真木蔵人)の幼馴染役で特別強いイメージの役ではなかった様子。

映画の原作である山田詠美氏の同名小説が1987年に直木賞を受賞している。
そのとき直木賞に強く推したのが審査員の五木寛之氏だったらしい。
自分の推薦した小説が映画化され、その中のひとりの新人女優が目に止まった?
それとも目を掛けていた新人女優を映画化にあたり推薦した?
わからないけど、これ以降「裕木奈江」として出ているし
17.8才の無名の段階で作家大先生直々に名をもらったと思われる田沢奈江。


1990年映画「曖・昧・Me」に初主演している。
私は裕木奈江と同い年なんだけど、当時この映画を見た。
雑誌にこの映画の記事が出ていて「GO GO Heavenのコ!!」と驚き
VTRプレゼントに応募したら当たったのだ。
処女が売春して妊娠して出産するという話だった。この映画のことはまたいつか書きたいな。




裕木奈江ってどうしてこういう役ばっかりだったんだろう?
大御所に目を掛けられてのデビューだったのにもっといい役がもらえなかったのだろうか?

1992年ドラマ「北の国から〜'92巣立ち」が最たるものだった。
私は主役の吉岡秀隆とも同い年なので、「北の国から」は主に純(吉岡秀隆)に感情移入して見ていた。
その中で「'92巣立ち」はいちばんつらく最低なエピソードだったと思う。
裕木奈江は田舎から出てきたどんくさくだらしない女の子の役だった。
純(吉岡秀隆)も最低だったが、私を含む視聴者は小さい頃からの純を見てきている。
最低な純は成長過程の一部だとわかっていた。
初恋のれいちゃん(横山めぐみ)と尾崎豊を聴いていた可愛らしい純を見ていた。
そこにどこの馬の骨ともわからない裕木奈江が出てきて、純にだらしなくせまって関係を持ち妊娠した。
誰も裕木奈江に同情できなかったと思う。




しかし裕木奈江の味方役は菅原文太だった。
富良野から飛んできて息子の不貞を詫びる父吾郎(田中邦衛)に対する文太の「誠意ってなんかね?」というセリフ。
「誠意=お金」である現実。吾郎がなけなしのお金を息子のために送るシーン。

裕木奈江はその後CMで高倉健と共演し
ドラマでは緒形拳と共演した。
「年上好み」とか「おじさんキラー」では済まされない大御所たち。


ドラマ「ポケベルが鳴らなくて」は友達の父親(緒形拳)と不倫する役だった。
このドラマの役柄で決定的に嫌われたと言われている。
ついに役柄のとおり「魔性の女」「女の敵」となり女性週刊誌にバッシング記事を書かれた。
このドラマのプロデューサーだった秋元康氏の誘いを断ったため
故意にバッシングを引き起こされたとも言われている。

私は裕木奈江は「女から」嫌われただけでなく「男から」も嫌われたんだと思う。

可愛いふりしてあの子わりとやるもんだねという女を、男は本心では嫌いだ。
だらしない女も嫌いだ。
大御所のおじさんに可愛がってもらってる女なんて、若い男子からはバッシング対象だ。


裕木奈江は音楽好きではっぴいえんどのファンだったらしい。
何度も言うけど私は裕木奈江と同い年だけど
今でこそ若い子にも再評価されてるはっぴいえんどだが
90年代当時若い女子ではっぴいえんどが好きな子なんていなかった。
いたとは思うけど確率にすると限りなくいなかったと断言する。

秋元氏の誘いを断ったのは単純に枕営業だけでなく、秋元氏が若い子文化の担い手だったからだろうと思う。
裕木奈江はたぶん五木寛之氏に見出されたときから、自分はそこらの若い子とは違うと思ってきたのかもしれない。

秋元康プロデュースのわかりやすい一般的な若い子文化より
松本隆プロデュースの難解で大人好きする玄人文化を選び、そして選ばれた。

松本隆氏は全面プロデュースした裕木奈江のアルバムが売れなかったことにがっかりしたようなことを書いていた。
そりゃあ売れないと思う。アイドル作詞家の松本隆じゃなく、はっぴいえんどの松本隆で作ったんだもの。
はっぴいえんどが好きな若い子なんていなかったもの。
ただでさえバッシングされてる最中だったのに、また大御所と関わるなんて。


見てないんだけど、裕木奈江20年ぶりにテレビのバラエティー番組に出たらしい。
当時モテなかったと言っていたらしい。
同世代の若い子にモテなかったんだろう。しょうがない。
だって父親が高倉健だし叔父が菅原文太だし、愛人は緒形拳だし上司は松本隆だし。
さらなるバックに五木寛之がついているし。
イメージとはそういうものだ。

どうしてふしだらな役が多かったのか。
一般的アイドル女優じゃないという自意識がそうさせたのか。
アイドル女優が本格派女優に脱皮するとき、悪いイメージの役にチャレンジしたりすることがある。
裕木奈江はデビュー時から本格派女優だった。だって五木寛之大先生に見出されたんだから。
そして若い本格派女優は大御所たちに好まれた。

イメージというのはなかなか変えられない。
映画「曖・昧・Me」はたいして見られてないけど
国民的ドラマで老若男女から嫌われる役柄をやったのは痛かった。

前回書いたミポリンのときにも思ったけど
女子が多感な頃に出会う大人の男はその後の人生に大きく影響すると思う。
大人であればあるほど自分とかけ離れれば離れるほど影響は大きくなる。

五木寛之は17才の無名の少女にとって、大き過ぎたんじゃないだろうか?

まあそんなことわからないけど。余計なお世話だけど。
ぜんぶ私の勝手な妄想だけど。。。。

ただ私は、少女がいろんな人や物事と出会って成長したり変わってゆくストーリーが大好きだから
ひとりの実在の少女のストーリーを追うことができるという点で
芸能人や女性アイドルは、私の妄想の恰好の主人公なのだ。



「宵待ち雪」裕木奈江
作詞:松本隆 作曲:細野晴臣 編曲:細野晴臣、コシミハル
アルバム「水の精」より
1994年11月発売




スナック夕子より
本日のおすすめフード <ハウス ジャック>








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COMMENT▼

裕木奈江!

裕木奈江、懐かしいですね。
再デビューの頃、1992年くらいだったかなぁ、楽曲の良さと頼りなげな可愛さが素敵でした。そういえばCDだけじゃなく写真集も買っちゃいました💦
その頃の楽曲は秋元康と筒美京平が手掛けていてなかなか聴き心地がいいアイドルポップスだったのに、次第に山崎ハコやはっぴぃえんどをカバーして、ちょっと難解な世界に入ってきたなぁっていうのは記憶してます。
松本隆がプロデュースした作品もどこか暗く軽薄短小なデジタル世界には上手くハマらなかったのは当然ですね。ちょっと残念だけど。
でも、いま聴いてみたらなかなかしっくりしたりして。自分が年をとったから…かな。
でも、裕木奈江はもったいないです。あの儚く憂いを帯びた表情でもう一度脚光を浴びてほしい。

>としさん

写真集も買ったとは結構ファンだったんですね(≧∇≦)可愛かったですよね〜
裕木奈江の歌ってあまり印象なくて、映画の主題歌のデビュー曲と、松本隆コンピで知ったこの曲とのあいだに、秋元康&筒美京平時代があったとは今回初めて知りました。
ほんと今聴くといいし、女優としても見たいと思うのは自分が年をとったせいでしょうね…笑
裕木奈江のあの雰囲気も今のほうが自然な役がありそうですよね。本人もまわりも大人になったので、また出てきてほしいですね。

おぉー~!

曖・昧・Me…懐かしい!
深夜、何気なくつけたTVでやっていたんですよ~。
たぶん放映されてから、そんなに経っていない時期に、深夜。
私も若かったから?その印象が凄くて。嫌~な感じの映画として記憶に残ってます。
その後のドラマも観ましたけど、上手だけど、どうしてこんな役ばかり?と思ってた。可愛いのに。
少し前、またTVで観て(そのバラエティ)「若い時に、大御所の方ばかりと共演してしまった
から…」とか言ってましたけど。
普通っぽくなってましたね。昔は透明感が…って、そりゃあ変わりますよね。
ビビアン・スーの顔も好きだったし(自分にない女子っぽい人が好き)
今後も演技が観たいですねーー☆

>くりあんさん

今回いろいろ検索したら、その深夜にTVでやった曖昧Meを、ソニーの酒井プロデューサー(聖子ちゃんを育てた)や百恵ちゃんのプロデューサーなんかが偶然見てて
ソニーで再デビュー猛プッシュの流れになったらしいです!
それだけ印象的な映画だったんだよね〜
今見たらどう思うか見てみたい。
ほんとビビアンスーとか裕木奈江とか女子がけっこう憧れる顔なのよね。
独身なんだしぜひ出てほしいね!

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