昭和歌謡スナック~夕子

昭和時代の音楽を懐かしく楽しむブログです

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涙も夢もめくるめくフィエスタ♪~「輪舞曲」松任谷由実

むかしむかし昭和時代
小箱のふたを開けると小さなバレリーナの人形が踊り出す
可愛らしいオルゴールが流行りました。




磁石が内蔵されていてオルゴールのねじを巻くと人形がくるくる踊るのでした。
小箱は鏡のついた宝石箱のようになっており
子どもたちはそこに大切なものを入れたりしました。

ひとりの女の子がおりました。
女の子もそのオルゴールを気に入っていていろんなものを入れていました。
でもまだ小さかったので大切なものというよりただそこにあるものを入れていました。
拾った石や硝子や貝や何かについていたリボンや
おじいちゃんのところへ行ったときに買ってもらった小さなお土産や
お母さんがランドセルにつけるために作った小さなビーズ人形など。

ほんとはここにはいつかもっと素敵なものが入る。
宝石とか時計とかお金とか輝く何か特別なもの。
そしてこのバレリーナみたいな綺麗なドレスを着て
くるくると優雅に踊ったり笑ったりする。
いつか大人になったらそういうふうになる。
幸せに暮らしましたとさ。
女の子はそう思いながらオルゴールのねじを巻きました。

やがて月日は流れ女の子はもうオルゴールを手に取ることもなくなりました。
大人になったからです!!
大人になって輝く何か特別なものが手に入ったのでした!!
くるくると優雅に暮らしているのでした!!
めでたしめでたし。

女の子はオルゴールを忘れたわけではありませんでした。
輝く何かが手に入っても拾った石や硝子や貝はそのままそこにありました。
大人になるということはただそこにあるものを大切にするということでした。
くるくると踊り続けるためには自分でねじを巻くということでした。

女の子はずっとずっと一生ねじを巻き続けました。
おしまい。



「輪舞曲(ロンド)」松任谷由実
作詞作曲:松任谷由実 編曲:松任谷正隆
アルバム「KATHMANDU」より
1995年11月発売

歓びとは 溶けて落ちる哀しみの上に揺れる 炎



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タコママ

Author:タコママ
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ママ夕子です。
タコじゃないよ。
でもタコママって呼んでね。
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